新入社員が各部署に配属され始め、時折耳にするのが、「社会人になったので、ゴルフでも始めようと思います」の一言。
始めるのは簡単だが、上司と一緒にプレーするとなると、それなりのルールがある事を知った上でプレーしてみたい。
なぜなら、昭和の上司から、いきなり及第点の烙印を押されかねないからだ。昭和の上司は、それなりに洗礼を浴び、今の地位にいることを忘れてはならない。
本職の仕事での評価なら致し方ないのだが、趣味のゴルフでの評価なら、是非避けたいところだ。
そこで今回は、ゴルフ初心者がラウンドする時に注意する事をお伝えしたい。
1.ゴルフ初心者が気をつけなければならない4つのこと
ゴルフの初心者が職場の上司とプレイする場合、かなり緊張するもんだ。私も二十数年前のゴルフ初ラウンドが、当時勤めていた会社の「鬼軍曹」と言われた上司とのプレーとなり、前日は緊張のあまり、よく眠れなかったことを記憶している。
プレーする前に職場の先輩から言われたことは「とにかく急ぐことだけを意識するように」の一言だった。
具体的には、
- 1.自分の打つ順番が来たら、あれこれ考えず、サッと打つ
- 2.クラブを数本持って、自分のボールまでとにかく早く走る
- 3.グリーンが近づいてきたら、多少離れていても、パターでよせる
- 4.グリーン上では走らず、早歩きで急ぐ
以上4点。それ以外のことは頭に入れなくて良いとまで言われた。
なぜなら、人生の初ラウンドで、フェアウェイを悠々歩けるゴルファーは恐らく皆無だからだ。初めての事だらけなので、練習場では当たっていた自分のスイングも、まったく当たらなくなる。アプローチでは行ったり来たり、空振りはするわ、チョロはするわで、想定外のことがあまりにたくさん起こり、精神的にもかなりきつい状態になる
そんな状況でも、サラリーマンとして大事なのは、上司のプレーに影響を及ぼさない事。職場でのコンペで優勝を狙っている上司なら、なおさらだ。「あいつのスロープレーのおかげで、ペースが乱された」などと、後々の嫌味や変なレッテルを張られかねない。
そんな時、自分にできる最大限のことは、「とにかく早くプレーする事」。
チョロや空振りで恥ずかしがったり、「へへへ」と笑う暇などないのだ。とにかく必死に、早くプレーする事。そうしていれば、「鬼軍曹」の上司も、「あいつのせいで・・・」とはならないだろう。
自分も初ラウンドの時は、そうだったのだから、懐かしいかつての自分を見ているような気持になるもんだ。
2.事前に用意しておくもの
ゴルフのプレーが終わると、その後はお風呂に入るのが一般的な流れだ。なので、下着含めた着替え一式を必ず持参しよう。
因みに私の場合は、そういう流れであることを理解できていなかったため、真夏のプレー後にお風呂に入りましたが、汗で汚れたシャツを再度着て帰った記憶がある。あの時は、気持ち悪いことこの上なかったなぁ。
ぜひ参考にしてみてほしい。